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新築戸建て工事の「先行足場」

こんにちは!

元気もりもり片瀬です!

 

 

仙台市泉区の新築戸建て工事の「先行足場」についてお話しします。

写真を見て「家がないのに足場だけ建ってる!」と思った方、そうなんです。これが先行足場です。建物が建つ前に足場だけが先に組み上がっている状態で、初めて見る方は少し不思議な光景に感じるかもしれません。

 

今回はこの先行足場とは何か、なぜ必要なのか、そしてこの現場がどんな状況だったかなどをお話します。


▍そもそも「先行足場」って何のこと?

先行足場とは建物の骨組みを組む前に足場を先に設置する工法のことです。

新築工事の流れでいうと基礎工事が終わった後、柱や梁、屋根を組み上げる工程が始まります。この工程が始まる前に、先に足場を組み上げておくのが先行足場です。

「なんで先に組むの?」という疑問への答えは一言で言うと――

✔ 作業中の職人の安全を守るため

この工程はまだ壁も床もない骨格だけの状態で高所作業があります。足場がなければ細い梁の上を渡り歩きながら作業しなければならないそうです。それがどれだけ危険か、現場を見れば一目でわかります。足場が先にあるかないかで職人さんの作業環境はまったく変わります。

厚生労働省は平成8年に「足場先行工法に関するガイドライン」を策定して以来、低層住宅の建築工事における先行足場の普及を推進しています。このガイドラインができた背景には木造住宅の建て方作業中の墜落による死亡事故が後を絶たなかったという現実があります。


▍今回の現場の特徴

写真だととても分かりづらいのですが、電線が足場と触れそうな距離にあるように見えますよね。

新しい造成地のように広い敷地ではこういった危険が伴う現場はありません。ただ、色んな住所があるので、道路に面して歩道が狭く、敷地内に電線が入ってきそうなギリギリな環境はあったりします。当然すごく気を使わないといけません。

電線が足場のすぐそばを通って、電線の近くで金属の部材を持ち上げたり、資材を搬入したりする作業は常に接触のリスクがあります。土地の環境によるので電線を回避して組み立てないといけない、部材を立てる角度、資材を持つ向き、トラックからの搬出など一つひとつの行動を十分に気を付けて進めなければなりません。

電線があるとわかっていても実際に現場に立つとその近さに改めて緊張します。資材を組み上げていく中で「もう少し高くしたい・低くしたい」と思っても、電線との距離を常に意識して判断する必要があります。


今回の現場は周囲のお家との距離が十分にありました。お隣さんはまだ建っていなかったので敷地の境界から隣家の外壁まで余裕がありました。

余裕がない現場の場合、足場の組み方を工夫しないと隣家の敷地に部材がはみ出してしまうことになります。どのスパンで組むか、どこに支柱を立てるかを現調の時に確認しておかないと滞りなく組み立てることができません。

また、道路に面した立地は判断が必要なポイントがあります。

  • 資材を積んだトラックをどこに停めるか
  • どの方向から資材を搬入するか
  • 道路の幅や交通量によって搬入のタイミングをどうするか

近隣の車や通行人への配慮も欠かせません。


▍「足場を組むだけ」じゃない

電線・隣家・道路の条件が重なると、段取りの重要性が増します。

現場に来てから「あ、電線があった」「思ったより隣家が近い」では遅い。事前に現地を確認して、どの順番でどの方向から部材を組んでいくかをシミュレーションし、図面に起こしてから施工に臨みます。


▍「手すり先行工法」

直接ご相談いただき、たくさん調べられているお客様だと先行足場の話になると「手すり先行工法」との違いを聞かれることが稀にあります。

工法 内容
足場先行工法 建物の建て方が始まる前に足場全体を組み上げておく「工事の順番」の話
手すり先行工法 足場を組む際に最上層の作業床を設置する前に手すりを先に取り付ける「足場を組む手順」の話

どちらも作業員の墜落・転落事故を防ぐことが目的で考え方は共通しています。BIG TOWN(ビッグタウン)では先行足場を設置する際も手すりを先に取り付けながら組み上げていきます。足場を組む職人自身も高所で作業しているわけですから自分たちの安全対策も欠かせません。


▍先行足場はどんな建物が対象?

先行足場が対象とするのは軒の高さが10メートル以下の低層建築物です。

足場はあくまで構造物で、普通の建物と比べて骨組みがないので強度がありません。建物の支えなしに足場だけで高く積み上げていくと、なんと自重を支えられなくなってしまうんです。そのため先行足場は10メートル以下の建築物が対象になり、一般的な2階建て・3階建ての戸建て住宅がその対象となるんですね。

仙台市泉区も宅地開発が進んでいるエリアで新築戸建ての建設が多い地域です。区画整理が進んだ住宅街も多い一方、少し路地に入ると道幅が狭かったり、敷地の形が変則的だったりする場所もあります。

同じ仙台市泉区の現場でも条件は一つひとつ異なります。「前の現場と同じやり方でいこう」とはいかないのがこの仕事の面白いところでもあり、難しいところでもあります。


▍近隣への配慮も大切

先行足場の設置は建て方の前日や当日の午前から始まり、資材を積んだトラックの音や金属音が発生します。

仙台市泉区のような住宅街では工事前に近隣へひと声かけておくことで、その後の工事期間中の関係がずいぶん変わります。

「いつから始まるのか」「どのくらい音が出るのか」「どのくらいの期間続くのか」

を事前に伝えておくだけでも、受け取り方はまったく違います。実際、結構な金属音がしますのでないがしろにできないですね。

BIG TOWNでは事前の挨拶をしており、必要に応じてお手伝いもしております。


▍まとめ:新築先行足場もBIG TOWNにご相談ください

今回の現場写真を見ると建物が建つ前の状態でしっかりと足場だけが組み上がっているのがわかります。建物がない分、寸法が内側にズレるとお家に影響し、外側にズレすぎると職人の手が届かず作業に支障が出ます。段取りを丁寧に組んで、今回も安全に施工することができました。

先行足場は「家が建つ前に組む足場」です。足場は地味に見えますが、建て方作業中の職人の安全を守るために欠かせない工程です。そして現場の条件によって、段取りや難しさはまったく変わります。

BIG TOWNは宮城県仙台市を拠点に仙台市泉区をはじめ東北6県で足場工事を手がけています。新築戸建ての先行足場についてご不明な点がある方、現場条件が複雑で心配という方はお気軽にご連絡ください。まずは現場を確認してからご説明します。

「安心と笑顔を足場で守る」BIG TOWNが新築工事の現場もしっかり対応します。

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