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その仕事、実は法律で決まってます

こんにちは!
元気もりもりの片瀬です。

 

最近は花粉もだいぶ落ち着いてきて、ようやく過ごしやすくなってきました。マスクなしでも外に出やすくなってきて、ちょっとほっとしています。

 

今回は「足場と法律の話」についてお話しします。

 

 

足場はただ組めばいいものではありません。実はしっかりとしたルールがあり、その基準となっているのが「労働安全衛生法」と「労働安全衛生規則」です。このルールは建設業だけのものではなく、会社で働くすべての人に関係しているものです。

 

例えば、普段の仕事の中でもこんな決まりがあります。健康診断は会社が実施しなければならない義務(安衛法66条)ですし、働く環境も照明や換気など一定の基準で整える必要があります。また、長時間労働については医師の面談が必要になるケース(安衛法66条の8)もあり、新人教育も義務(安衛法59条)として定められています。

 

つまり、安全や健康は「自己責任」ではなく「会社が整えるべきもの」として法律で決められているんです。

 

ここまで聞くと「現場の仕事とは関係ないのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、考え方はすべて同じです。働く人が無理をしない環境を整えること、それをルールとして守ること。この積み重ねが事故を防ぎます。では、足場工事の場合はどうなるかというと、これも同じように具体的なルールがあります。

 

例えば、
・作業床(足を乗せる板)の幅は一定以上確保すること
・手すりは後付けではなく先に設置すること
・足場は組んだあとも点検を行うこと
・一定の高さを超える場合は建物と固定すること

など、現場では当たり前に行っていることにもすべて基準があります。これらは「やった方がいい」ではなく「やらなければならない」内容です。守らなければ是正指導や行政処分の対象になることもあります。

 

そして、ここからがあまり知られていないポイントです。足場は「組んだら終わり」ではありません。実は、足場は使用する前に毎回点検することが決められています。さらに、強風や大雨のあとなど状況が変わった場合も点検が必要になります。つまり、「昨日組んだから大丈夫」という考え方は通用しません。

 

点検では、
・部材のゆるみや外れがないか
・手すりや作業床がしっかり固定されているか
・壁つなぎが適切に取れているか
・シートの張り方に問題がないか

などを確認します。

 

そしてもう一つ重要なのが「点検した内容は記録として残す」という点です。誰が、いつ、どこを確認して、どうだったのか。これを残すことで現場の安全が管理されています。感覚ではなく記録で安全を積み上げていくイメージです。もし不具合があった場合、そのまま使うことはできません。必ず是正してからでないと作業には入れません。「そこまでやるの?」と思われるかもしれませんが、こういった一つひとつの積み重ねが事故を防いでいます。

 

現場で実際に起きる事故の多くは、大きなミスではなく、小さな油断や省略から始まります。
・少しくらい大丈夫だろう
・あとでやればいい
・いつも通りだから問題ない
こういった判断が重なることで事故につながることがあります。

 

だからこそ、決められていることを当たり前にやることが一番の安全対策になります。私たち足場屋の仕事は見た目をきれいに組むことだけではありません。こうしたルールを守りながら、職人さんが無理なく動ける環境を整えることです。例えば、踏み板の高さを揃えることで無理な姿勢を減らす、通路を確保してスムーズに移動できるようにする、昇降設備を適切な位置に設置する。こういった細かい部分が作業のしやすさと安全性に大きく影響します。

 

足場は完成すると一見どれも同じように見えるかもしれません。しかし実際には、現場ごとに条件が違うため、組み方は一つとして同じものはありません。敷地の広さ、隣地との距離、道路の状況、建物の形状、設備の位置。これらをすべて踏まえたうえで、その現場に合った足場を考えて組んでいきます。

 

さらに、工事期間中の生活への影響も無視できません。玄関の出入り、車の出し入れ、通路の確保。すべてをそのまま維持することは難しい場合もありますが、「できるだけいつも通りに近い状態」を意識して調整します。こうした配慮も図面だけでは分からない部分です。だからこそ現地確認が重要になります。

 

足場は工事の“土台”です。そしてその土台は組むことだけでなく点検や管理も含めて成り立っています。見えにくい部分ですが、ここがしっかりしているかどうかで現場全体の安全や作業効率が大きく変わります。株式会社BIG TOWN(ビッグタウン)は、仙台市を拠点に宮城県内〜東北エリアで足場工事を行っています。法令を守るのは大前提として、そのうえで現場で本当に使いやすい足場を考えて施工しています。「まだ工事を決めていないけれど、足場のことだけ聞いてもいいのか」というご相談をいただくことがありますが、問題ありません。むしろ、その段階で整理しておくことで、その後の判断がしやすくなります。分からないことは放置せずに、足場のことで気になることがあればお気軽にご相談ください。現地確認・お見積りは無料です。

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